バターケーキをおいしく作るには、いくつかのポイントがあります。
バターケーキを上手くつくるためのコツを、以下に記述していきます。
●バターケーキ生地に混ぜるものについて
バターケーキを作るとき、生地にフルーツなど混ぜる場合は、混ぜるものの表面に粉をふっておきます。
そうすると、焼いている最中に沈んでしまうのを、ある程度防くことができます。
●バターケーキ生地の溶かしバターの混ぜ方
バターケーキを作るとき、溶かしバターは温かさが残っているうちに加えると、なめらかに混ざります。
バターと生地を混ぜたとき、バターは下に沈みやすいので、底からすくい上げるようにして生地に混ぜ、その後、冷蔵庫で冷やします。
そうすると、全体にバターがなじんで、バターケーキがしっとりと焼き上がります。
●切り口にぽっかり穴が開くとき
バターケーキの生地は堅めなので、型にゴムべらで何度かに分けてすくい入れていきます。
しかし、このときに型の角や生地の間にすき間ができやすく、このまま焼くと穴があいてしまいます。
すき間をあけないように生地をぴっちりと詰めていき、最後に型ごと持ち上げて下の台にトントンと何度か落とすと、すき間がふさがり、穴があくのを防げます。
●バターケーキを固くさせないためのコツ
バターケーキをかたくさせないためには、何といってもバターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜることが大切です。
作り始めのバターが硬くないでしょうか?
砂糖を加えるときのバターを、マヨネーズくらいの柔らかさにすることが大切です。
柔らかいクリーム状のバターになっていれば、砂糖を混ぜ込んだときに、白くふわふわっとなり、かさは2〜3倍にもなって、バターケーキの焼き上がりも軽くできます。
●焼いたバターケーキの保存法
焼き上げたバターケーキは、充分に冷ましてからラップでぴったり包んで密封し、室温にそのまま1日位おいた方が、バターのなじみがよく風味豊かになります。
生クリームでデコレーションしたりしないので、室温でも2〜3日はもちます。
ラップに包んで密封し、冷凍庫に入れて保存すれば、1週間から10日位まで保存できます。
特にフルーツケーキなど、洋酒を染み込ませて作ったものは、20日位保存してもおいしくいただけます。
冷凍庫に入れる場合、解凍する時は必ず室温で自然解凍しましょう。
