チーズケーキ作りには、材料であるチーズが欠かせません。
素材としてのチーズの種類を、以下に記述します。
●クリームチーズ
クリームチーズとは、牛乳に生クリームを加えて作る、フレッシュタイプ(非熟成)のチーズです。
クセが少なく、かすかな酸味となめらかな口当たりが特徴で、そのままパンにぬって食べたり、チーズケーキやムース・ババロアなどのスイーツ(お菓子)に使われます。
クリームチーズは、デンマークやフランスが有名です。
種類別をよく見て「ナチュラルチーズ」と表示されているものを使用してください。
「プロセスチーズ」は、温めても柔らかくなりにくいのでチーズケーキには向きません。
※クリームチーズとバターを混ぜすぎると卵を入れた後、分離します。
混ぜ過ぎないように、注意しましょう。
●カッテージチーズ
カッテージチーズとは、高タンパク、低脂肪のためヘルシーなチーズとして普及した、フレッシュ(非熟成)タイプのチーズです。
クセがないので使いやすい素材です。
また、カッテージチーズには「粒状タイプ」と「ペースト状の裏ごしタイプ」があります。
裏ごしタイプのカッテージチーズが手に入らなくて粒状を使う場合は、万能こし器を通すとなめらかに裏ごしできます。
フードプロセッサーにかけてもいいです。
●リコッタチーズ
リコッタチーズとは、低脂肪でローカロリーのチーズです。
裏ごししたカッテージチーズに似ていますが、リコッタチーズのほうが酸味が少なく、やさしい味です。
くせがないので何にでもよく合い、スイーツ(お菓子)や料理に幅広く使用できます。
●マスカルポーネ
マスカルポーネとは、乳脂肪分が多く含まれていて、なめらかな口あたりが特徴のフレッシュ(非熟成)タイプのチーズです。
メーカーによって脂肪分にばらつきがあり、その値段も違ってきます。
イタリアのチーズで生クリームをもう少し濃厚にしたような味がします。
この濃厚さを生かしたイタリアのスイーツ(お菓子)、ティラミスの材料として知られています。
ほのかな甘みとコクがあり、そのままトーストに塗ったりハチミツを添えてもOK。
●フロマージュブラン
フロマージュブランとは、「白いチーズ」というフランス語の通り、真っ白い定番のチーズです。
フランスのチーズで、ヨーグルトに近い感じがします。
スイーツ(お菓子)や料理にも利用され、大型スーパーやデパートなどで購入できます。
