和菓子を作るときに使う、粉の種類とその割合です。
和菓子をつくる際に、覚えておくと便利な配合です。
◇薯蕷饅頭(上用饅頭・じょうようまんじゅう) 上新粉100%
◇焼き団子(だんご) 上新粉100%
◇柏餅(かしわもち) 上新粉90% 片栗粉10%
◇草団子(くさだんご) 上新粉90% 白玉粉10%
◇草餅(くさもち) 上新粉90% 白玉粉20%
◇大福餅(だいふくもち) 上新粉50% 白玉粉50%
◇鶯餅(うぐいすもち) 白玉粉100%
◇胡麻饅頭(ごままんじゅう) 白玉粉100%
◇白玉団子(しらたまだんご) 白玉粉100%
◇揚げ饅頭(あげまんじゅう) 白玉粉50% 小麦粉50%
◇桜餅(さくらもち) 白玉粉10% 小麦粉90%
◇胡桃饅頭(くるみまんじゅう) 小麦粉100%
◇栗饅頭(くりまんじゅう) 小麦粉100%
◇金鍔(きんつば) 小麦粉100%
◇蒸し饅頭(むしまんじゅう) 小麦粉100%
◇銅鑼焼き(どらやき) 小麦粉100%
◇葛桜(くずざくら) くず粉100%
◇葛餅(くずもち) くず粉100%
◇葛切り(くずきり) くず粉100%
◇葛饅頭(くずまんじゅう) くず粉100%
★和菓子の基礎知識★★★和菓子とお茶
和菓子といえば、日本茶。
お茶席での和菓子は、あくまでお抹茶をおいしくいただくためのもので、お茶が主・和菓子は従となります。
甘みで、舌の感覚や口の中を統一しておくと、お茶の味がひときわ際立ちます。
その点、お茶席以外のシーンでは、和菓子をおいしくいただくのが主・お茶は従。
ですから、そのお茶は、和菓子の個性を引き立てることがポイントになります。
例えば、お抹茶の場合。
お茶自体が個性的なので、和菓子は淡白かつシンプルな薄味のもので。
反対に、桜餅(さくらもち)や団子(だんご)のように、こってりした甘さは禁物です。
一般的には、せん茶やほうじ茶あたりがおすすめです。