水羊羹を上手につくる場合、いくつかのポイントがあります。
美味しい水羊羹を作るためのコツを、以下に記述します。
●美味しい水羊羹(水ようかん)作り
寒天は砂糖を加えると溶けないので、完全に煮溶かしてから砂糖を加えます。
漉し餡(こしあん)を加えたら、まんべんなく混ぜましょう。
固める前に1度ざるで濾すと、なめらかな水羊羹(水ようかん)になります。
細かい目のざるでこすほど、きめ細かくなります。
熱いまま型に流すと餡(あん)と水が分離して2層になってしまいます。
混ぜながら冷まし、とろみがついてから型に流しましょう。
●残った羊羹(ようかん)を金鍔(きんつば)に
市販の羊羹(ようかん)が残ったら1p幅に切ります。
つぎに、天ぷら粉を天ぷら用程度のかたさに溶きます。
羊羹(ようかん)の一面ずつに衣をつけて、ホットプレートで焼きます。
6面すべてを同様に焼けば、金鍔(きんつば)のでき上がり。
表面に焦げ目がつかないように、気をつけて焼くのがポイントです。
●流し缶をぬらすのはなぜ?
和菓子作りのとき流し缶をぬらすのは、和菓子の生地を、型から外しやすくするためです。
軽くぬらすことで、型に生地がくっつきにくくなります。
サッと流し缶に水をかけて、軽くぬれる程度でよいです。
★和菓子の基礎知識★★★スイーツ(お菓子)ことわざ和菓子編
◇餡(あん)ころ餅で尻を叩かれる
思いがけず、うまい話、幸運が舞い込むことのたとえ。
◇甘い粉にむせる
都合のよいことやうまい話に喜んで、思わぬ失敗をすることのたとえ。
◇甘いと言うて十三杯、辛いというて十三杯
甘いかなと思って塩を足し、今度は辛いかなと思って砂糖を足す。
味を決めかねてついつい繰り返してしまう。
料理の味付けの難しさをいうことわざ。また、手際の悪さにもたとえていう。
