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フイユタージュ・ラピッド(アメリカン・スタイル)生地とは

フイユタージュ・ラピッド(アメリカン・スタイル)生地とは、パイで使用される生地のことで、「練り込みパイ生地」として分類されるものです。

フイユタージュ・ラピッドのラピッドとは、即席(ラピット)からきています。

ラピッドとはいえ、少しばかり時間はかかってしまいますが、特有の口当たりと香ばしいバターはとても美味しく感じられます。

「折り込みパイ生地」のパート・フィュテと「練り込みパイ生地(タルト用生地)」のパート・シュクレとパート・ブリゼの中間のようなパイ生地です。

手順が大変なパート・フィュテを少しだけ簡単にする方法で、小麦粉に荒く刻んだバターを合わせて、軽く混ぜた生地となります。

折りたたむと固まったバターが層をつくり、「折り込みパイ生地」のような風合いがでます。

薄くのばしたり巻いたり包んだりできるので、パイの形が自由にできます。
キッシュにも使えます。

きっちりとラップに包んで冷凍保存をすると、約1ヵ月は保存できます。
使うときは自然解凍をして利用しましょう。

フイユタージュ・ラピッドのパイ生地を作っているとき、手の温度でダレてしまうことがあります。

室温や体温でもバターは溶けていくものです。

条件が悪いときは、ボウルの底を氷水に当てながらやると、バターを溶かさずにできます。

フイユタージュ・ラピッドの層がきれいに出ず、ふくらみが少ない場合は、どうすれば良いのでしょうか?

パイ生地のフイユタージュ・ラピッドは、バターと練った粉の生地が層になって最後まで残ると上手く膨らみます。

まず、バターは必ず冷たく堅いものを使うこと。
ボウルで粉とバターを合わせる時も、練らずにカードで切って重ねて折るようにします。

伸ばしたり折るときも、温まってパイ生地がだれると層がきれいに出ないので、冷やしながら作業するようにしましょう。

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