パイ生地を上手につくるためには、いくつかのポイントがあります。
美味しいパイを焼くために、パイ生地作りのコツを記述します。
●パイに入れる冷水は量を加減すること
パイ生地をまとめるときの冷水の量は、パイ生地が耳たぶより少し固めになるように、状態をみながら加減します。
入れすぎると「べたつき」、少なすぎると「ぱさついて」、いずれもパイの焼き上がりの口当たりに影響します。
冷水が足りなくなって慌てないように、冷水は冷蔵庫に多めに用意をしておきましょう。
●パイ生地は練らないように広げる
パイ生地を伸ばす場合は、めん棒は必ず「中心から外へ、中心から外へ」と転がしながら、広げていきます。
行ったり来たりただゴロゴロしていると、バターも溶けやすくパイ生地に粘りが出てしまいます。
広げる台は冷たい大理石がよいといわれますが、家庭では木や帆布でもよいでしょう。
●パイ生地の打ち粉とは?
パイ生地を伸ばすときに、ベタベタと台やめん棒にくっつかないように、生地にふりかける粉のことを打ち粉といいます。
打ち粉は、できれば強力粉を使います。
強力粉は生地になじみにくいため、余分な粉も払いやすくなります。
パイ生地を伸ばすめん棒・切り分ける道具・抜き型にもふりかけ、直接触れる場合は手にも粉をつけておきます。
打ち粉の分量は、少なすぎず多すぎず加減してください。
★パイの基礎知識★★★パイ皿にバターを塗らないのは
パイ生地に含まれるバターが、焼けているときに出るので必要はありません。
バターを塗ると、逆にパリッと焼き上がりません。
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